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【禁聞】薄煕来裁判の裏側 重大犯罪言及避ける上層部

2013年08月26日

【新唐人2013年08月26日付ニュース】中国共産党が薄煕来裁判という大芝居を打ち、外部に法治国家であるということを印象付けようとしましたが、もともと書かれたシナリオは薄煕来によって、突然変更されてしまいました。このことについて外界は、薄煕来は共産党指導部が政権維持の為に、薄の本当の罪に触れる勇気がないことを見抜いているため、法廷でも恐れる様子もなく、勢力を盛り返すチャンスをうかがっているのだと睨んでいます。では、薄煕来の更に重大な犯罪とは一体何でしょうか?報道をご覧ください。

 

22日から山東省で行われている薄煕来の公開裁判は国際社会の注目を大いに集め、世界のメディアに世紀の公開裁判と呼ばれています。この大芝居は薄煕来が法廷で供述の内容を覆したため、更に変化に富むストーリーになりました。

 

時事評論家 藍述さん

「薄煕来は習近平と李克強が事件最深層の内幕を公表できないと踏んでいるので、何も恐れていないのです。薄は経済事件を否定後、政界への返り咲きの準備をしています」

 

では、薄熙来事件において、最大の黒幕は何なのか。なぜ習近平主席と李克强首相がこれほど避けようとしているのでしょうか。

 

米人権法律協会アジア執行長 朱婉琪さん

「薄煕来が犯した本当の犯罪3件は12か国で提訴された。ジェノサイド、人道に対する罪と拷問罪で、この三つは万国共通の罪です。この最も邪悪な罪は、当然中共の開いた法廷上で審理されることはありません」

 

1999年、当時の最高権力者・江沢民は1億人の法輪功学習者に対し、残酷な迫害を発動しました。江沢民は昇進をエサに、薄煕来に大々的な法輪功迫害を指示しました。薄が在任していた期間中、大連市と遼寧省は、法輪功学習者に対する迫害が最も深刻な地区になりました。

 

薄熙来が大連市に新しく建設した大型刑務所と労働教養所は、法輪功学習者の収容に使用されています。たとえば大連刑務所、南関嶺刑務所、金州刑務所、瓦房店刑務所、庄河刑務所、周水子教養院、姚家看守所など。遼寧省代理省長に就任後は、さらに瀋陽馬三家労働教養所、龍山教養院、沈新労働教養所なども新設、拡張し、各地から北京に陳情に行った際逮捕され、名前を名乗らず送還できない法輪功学習者を秘密裏に拘禁しました。

 

これと同時に、薄煕来と妻の谷開来が生きた法輪功学習者から大規模な臓器摘出および死体売買を行い、金儲けをしていたことが海外メディアによって暴露されました。また、薄熙来が遼寧省に在任中、死体のプラスティネーション加工工場2か所がひっそり現れました。ここで加工された死体標本は今も世界各地で展示されています。

 

法輪功迫害追跡調査国際組織(WOIPFG)の電話等の調査記録によると、遼寧省共産党委員会政法委員会・唐俊傑元副書記は法輪功学習者の臓器摘出手術を薄煕来から直接指示されて行ったと自供しています。また、大連にある2軒目の死体プラスティネーション加工工場の隋鴻錦会長は、一部の死体は大連市公安局から来ていると供述しています。

 

王立軍は薄煕来の管轄範囲内で、法輪功学習者の身体を利用し、無麻酔の状況において臓器移植および各種人体実験を行いました。教養レベルが中卒程度の王立軍は、あっという間に専門家、学者、教授に変身しました。

 

WOIPFGスポークスマン 汪志遠さん

「薄煕来について、我々がつかんだ情報によると、彼は生きた法輪功学習者に対し、臓器摘出や人体実験したうえ、プラスティネーション化した標本を全世界で売買・展示し、暴利を貪って。近い将来 きっと歴史の審判から、逃げられないと信じています」

 

2004年から、12か国の人権団体と法輪功学習者が、ジェノサイド、人道に対する罪や拷問の罪で、薄煕来を提訴。

 

2005年9月8日、アメリカの国際司法正義促進協会(International Advocates for Justice)と人権法律プロジェクト(Human Rights Law Projects)の責任者が薄煕来を相手に、ニューヨークで刑事起訴を提起しました。訴状は、薄煕来が省長在任時の遼寧省427人の命を償うべきであると指摘しています。

 

薄煕来はまたアメリカ・ワシントンDCで、法輪功学習者達に前述の犯罪により提訴されました。ほかにも、カナダ、ドイツ、韓国、スペイン、オランダ、ロシア、ルーマニア、ポーランド、イギリスなどの国でも、合わせて10回以上提訴されています。

 

薄煕来など法輪功迫害の元凶が海外で提訴されたことは、中国共産党の官界に大きな影響をもたらしました。ウィキリークスは南京の消息筋の情報を引用し、“薄はずっと昇進を期待していたが、当時の温家宝首相が、薄が法輪功迫害により多くの国で提訴されたため、そのマイナスイメージからどの上級職位にもふさわしくないと強く反対していた”と伝えています。

 

法輪功迫害追跡調査国際組織は、どれ程長くかかっても最後まで追及し、被害者が犯人を法廷に送れるよう協力し、凶悪犯を厳しく罰すると表明しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/08/24/atext954958.html(中国語)

(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

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